
竹編みで何か作ろうとすると、ふだん使えるものを選ぶ傾向がある。
そのため、近頃は作り易く、六角模様のきれいな“かごめ”に取り組んでしまう。
しかし、浅いかごの場合は気にならないが、背丈の高いかごを仕立てると、実用性はともかく、いまひとつ飾り気が少なく寂しい気がする。
そんな時、『“かごめ”を基にして挿し編みをすると面白いよ』
とオカモト先生に教わった
(竹細工の店おかもと|この花この一品)。
さっそく、見よう見まねで、挿し六つ目編みのかごを作ってみた。

“かごめ”に挿し竹(挿しひご)を1本、2本、・・・と挿していく。
挿し竹の本数が少ないうちは判然としないが、数が多くなっていくと意外な模様が現れてくるのが面白い。
これは面白いと思うや、挿し六つ目編みそのものから(いつものくせで)脱線し、挿し編み模様作りの方にはまり込んでしまった。
まず、パソコンのグラフィックソフトを立ち上げる。
一番下のレイヤー(透明なフィルムに相当)に、基となる“かごめ”を書き込む。
その上のレイヤーに横方向の挿し竹、次のレイヤーに縦方向の挿し竹、斜め、・・・といった挿し竹のパターンを書き込む。

挿し竹パターンのレイヤーが7、8枚できたところで、
最下層のレイヤーに挿し竹のレイヤーを重ね合わせ、
パソコン画面でチェックする。
さらに、挿し竹を1本おきに間引きしたパターンのレイヤー
を作る、あるいは挿し竹の位置をずらしたレイヤーを書き加える。
レイヤーをいろいろ重ね合わせては、できあがりを画面上で楽しむ。

三種類の挿し六つ目編みの手提げかご(大、中、小)を作ってみた(冒頭写真)。



10cmほどの余りひごを集めて、出来上がりが麻の葉編み模様の
ランプシェードも作ってみました。
