アンポンタン老人 恐竜と出会う

坂部孝夫(20220314)

 私事ですが、実は、2022年の正月過ぎの3連休に、またまたオミクロン 第6波の直前にもかかわらず、例の息子一家で一泊温泉旅行をしてきました。 つまり、年1~2数回の家族旅行は徐々に恒常化しているのであります。
 今回の旅程は、まず、福井県吉田郡永平寺町にある霊験アラタカな禅の道場、 道元禅師が開いた曹洞宗大本山である、いわゆる『永平寺』を参拝し、 その後以前より度重なる厳しい孫からの要望により、『福井県立恐竜博物館』 へ行きました。そして、JR福井駅前のロータリーに設置されている 『動く恐竜』3匹(3体でしょうか。)も見てきました。
 JR福井駅前の3匹の恐竜は今回の旅で最も印象深いものでした。 3匹は首と手、そして尻尾の動きに合わせて、『ウォー、ガォー』などと 相当大きな鳴き声を発します。24時間鳴いていると夜間にはかなりの 騒音苦情があるのではないかと心配しましたが、恐竜の説明が書かれた看板 の説明文の最後の部分に小さく、「恐竜は午前8時から夜9時まで鳴きます」 とありました。取りあえず、深夜は安心、安心。
 でも、このロータリーに設置された動き、かつ、鳴く恐竜はすごいインパクト です。誰が計画し、建設したのか、「よくも、まあ、こんな予算が付いたものだ」 と、びっくり仰天しました。


JR福井駅前ロータリーの恐竜(後方はJR福井駅のビル)
『ウォー、ガォー』と鳴きながら手と首と尾が動きます 

 その後、琵琶湖湖畔の長浜、彦根を訪ねたのですが、話が長くなりますので、 この部分は次回のお楽しみに・・・。
 話は変わりますが、ちなみに、現在のところ、3回目のワクチンの接種は していないものの、一家全員、感染していません。それでは、いつものように、 始まりーぃ。始まりーぃ。

 例のごとく、朝8時に安城を出発し、東名高速、北陸自動車道を走り、 約3時間半で、永平寺に着きました.残雪がそこら中に高く積まれている寒い中、 拝観料を払って寺の中へ入ると空気も冷たい、床板も冷たい、長い階段の多い 構造です。山の斜面に配置された永平寺は修行のお寺らしく、座禅をする部屋、 経を習い修行する部屋、大食堂など様々な部屋があります。


入口にあった「永平寺全景」の看板(前後の渡り廊下は全て長い階段です)

 永平寺に着くと、階段を走る様に登る孫たちに比べ、私は例の如く、手すりを つかんでよいしょ、よいしょ、と登ります。とにかく長い階段。地獄の階段 です(難攻不落の永平寺!)。一通り本堂などを拝観し、その都度お賽銭を 投げ入れ、何を願掛けすることもなく4~5箇所の賽銭箱のある所を回りました。 拝観料と同じ程度の金額を納めました。

 そのうち、階段の登り降りに飽きたのか、孫たちは「恐竜は、まだ~?」と言う ばかりでした。孫たちにはこの様な場所は単調で、寒くて、お土産屋もないので、 暇で仕方ありません。1時間ほどの拝観の後、次の目的地である、 『福井県立恐竜博物館』に向いました。
 車で30分ほど行くと、福井県立恐竜博物館に到着です。でもその前にお昼の 腹ごしらえです。地元の名物を食べるには、孫たちも美味しく食べられるものが 良いので、何かないかなぁ~と考えた挙げ句、孫たちも食べられる簡単なもの、 つまり、結局、全国チェーンである「CoCo壱番屋」のカレーにしました。私は、 アサリたっぷりカレーのチーズトッピング、1カラでした。


恐竜博物館前にて記念撮影

 いよいよ、博物館です。五人分の入場券を購入し、いざ入ります・・・。 でもその前にいつもの手の消毒を・・・。アルコールでシュッ、シュッ。 そしてオデコで体温をチェック・チェック。すべて順調です。アルコール消毒 の道具は恐竜と一緒にシュッ、シュッ、本当に面白い。

 そして、入場券を係りの人に渡すと、「年齢確認をします」と言うのです。 見れば分るとおり、優に70才を超えた姿です。でも、よほど若く20才代 に見えたのでしょうか「確認します」と繰り返すのです。確認する自動車 免許証は車の中です。ポケットの中を探ると、その中から私のパスポートの カラーコピーがありました。係りの人に見せると「確認できました。どうぞ」 ・・・大変な入場でした。出鼻をくじかれた思いでした。20才に見られて うれしいやら、確認するものを探す面倒やら、つまり、老人になるとは、 これほど大変なものでした。
 博物館は3階建て、一部吹き抜けで、館内はやや薄暗く、大きな声でも反射 しない工夫がしてありました。『ウォー、ガォー』と鳴きながら動く恐竜が そこら中にあり、子ども達は大喜びです。本物の恐竜の骨の化石は欠けた部分 もなく、レプリカも入れると、何十頭ときれいに展示してあり、圧巻です。 大人も子どもも興味深く見ていました。

 全て本物の恐竜化石ではありませんが、展示されている恐竜の内10体は 本物であり、そして、そのうち5体は福井県で発見された新種の恐竜化石 と言う説明がありました。それは、羽毛がある恐竜、全長10mの草食 恐竜等で、フクイサウルスなど、「フクイ」と名付けられている恐竜でした。

 2時間近く見学して、その日は国民宿舎で越前ガニを酒のつまみに酔い しれました。ここまで来たら越前ガニを、と、清水の舞台から飛び降りた つもりで・・・・。 あまりの高価なので大人3人で1杯予約しました。 その結果、私の取り分は2本のみでした。

 翌日、例のJR福井駅前で動く恐竜を見ること30分、そして、琵琶湖湖畔 に向いました。天気が良いこともあり、日光で雪が溶け、一斉に田畑から 面的にモヤモヤと霧が立ち昇る光景を見て、その神秘さに感動しました。
 北陸道は雪の中でした。左に伊吹山を見ながら、右に賤ヶ岳(しずがたけ)、 姉川(あねがわ)の古戦場を見ながら一路琵琶湖湖畔の長浜へ向かいます。
 孫たちのためにJR長浜駅に隣接した、本物の蒸気機関車や、北陸線建設に 関わる資料等が展示されている『長浜鉄道文化館』を見学させ、いよいよ 『難攻不落の彦根城』を目指します。
 以後、次回をお楽しみに。それでは皆さん、ごきげんようさようなら。 『ウォー、ガォー』


<参考>
イカやカニなどは生(い)きている時には、「1匹」と数えますが、ひとたび 商品となって市場に出ると「1杯」と数えられます。商品になっても「1匹」 で数えることはできますが、その場合は、活(い)きの良さ、まるで生きて いるかのような新鮮さをアピールする場合に限られます。
イカを「1杯」と数える由来には、イカやタコを軟体動物の貝類の一種として 「貝(バイ)」と数えたことにちなむとする説もありますが、「1バイ」「2バイ」 とは数えません。そのことから、「杯」という漢字にヒントが隠されていると 考える説が有力です。「○△杯」と書かれた優勝カップやトロフィーの形を 思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、漢字の「杯」は胴の部分が丸く、 中に水などを注ぎ込めるような甕(かめ)型の容器を表しています。イカの胴体も、 イカ飯(めし)やイカ徳利(どっくり)にできるような形になっており、漢字「杯」 のイメージにぴったりするので、「杯」で数えるようになりました。そこから 派生して、タコをイカと同じ「1杯」で数える数え方が出てきたと考えられて います。また、カニの甲羅が丸く容器のような形をしているので、しばしば 「1杯」で数えます。また、アワビの殻もそれに似ているので、「1杯」で数える ことがあります。
 (出典:オンライン辞書・事典検索サイト ジャパンナレッジ)