いつもお便りありがとうございます。近況報告です。
■6月に2度、豊川市支所で郷土史講座を行いました。
1日目 郷土の街道について:東海道、鎌倉街道、平坂街道、伊那街道、志香須賀の渡しなど
2日目 徳川家康と菟足神社宮司が碁を打った逸話、三河南朝について
■6月末に 妻と二人、車で。
1日目 戸隠神社巡りをして、参道の花を写真に撮り楽しみ、戸隠そばを堪能しました。
2日目 白馬八方尾根に行き、八方池まで歩きました。何とか歩けました。
■相変わらず神社や自治会の役員をやっています。
おかげで気の合う良い飲み友達ができました。
趣味の歴史では、元菟足神社宮司から膨大な冊数の滋草拾露(*)を預かり、
一冊々々スキャンしつつ、難解な一字一句が読めた時は心が躍ります。
私の頭では何年掛けても読破できそうもありません。
所有者(故人)のお孫さん(元宮内庁勤務の学者)の意向もあるので、
いずれ信頼できる研究機関に寄贈の予定です。
■齢を重ねても相変わらず鼻下長な老人のたわごと
万葉集の中でも、娘子(おとめ)の語句が出てくるとウキウキします。
アシツキ(*)を詠んだ歌 〔大伴家持〕
雄神河 紅にほふ 娘子らし
葦付採ると 瀬に立たすらし
おがみがわ くれないにほふ おとめらし アシツキとると せにたたすらし
カタクリを詠んだ歌 〔大伴家持〕
もののふの 八十少女らが 汲みまがふ
寺井の上の 堅香子の花
浜松での教養部時代は都田へ、磐田にいた時は藤垣君と何度も大井川を眼下にする牧之原などへ堅香子(かたかご:カタクリ)を見に行きました。
※滋草拾露[じそうしゅうろ]:
江戸中期の公家(くげ)・有職故実(ゆうそくこじつ)家である
滋野井公麗(1733-1781)が、古来の先例に基づいた朝廷、
公家、武家の行事、制度、儀式等に関する根拠・規範を記した
著書(いわゆる有職故実書)
※アシツキ (葦付、葦附) (学名: Nostoc verrucosum) :
ネンジュモ属に属する藍藻の1種。多数の細胞糸が寒天質基質に
包まれた藻塊 (群体) を形成し 、清冽な流水や湧水池で石などに
付着している。日本では古くから食用とされ、アシツキノリ (葦附苔)、
コトブキノリ (寿苔)、ミトクノリ (三徳苔)などとよばれる。