元気なアンポンタン老人リニア新幹線に乗る

坂部孝夫(20230214)

 私事ですが、実は、2023年1月の寒い中、いつものように、 例の息子一家で一泊温泉旅行をしてきました。
 今回の旅行目的は、まず、 ①リニア新幹線が開通するまで元気でいるか心配なので、冥土の土産に一回乗りたい。 ②大学の3年後輩である望月君が静岡市のど真ん中で静岡天満宮の宮司として勤めているので、 孫にも学問の上達をお願いしたい。 ③NHK大河ドラマの「どうする家康」で脚光を浴びた家康のお墓「久能山東照宮」を 50年振りに見たい。 そして、④今、旬の石垣イチゴを孫と一緒に食べたいと言う、多彩な目的でありました。
 朝7時に家を出て、豊田市の上郷サービスエリアのスマートICからは入り、 いきなり上郷サービスエリアのコンビニで孫たちの朝食を買い、 新東名高速道路経由で一路富士山山麓へ直行です。 天気が良く、富士山には雲ひとつない美しさでした。


新東名高速道から見た当日午前中の富士山

 午前10時30分にはすでに「山梨県立リニア見学センター」に到着しました。 入場料は大人420円、子供200円です。今回もシニア料金の設定はありませんでした。 「リニア新幹線が開通する頃には団塊世代のシニア族は既にこの世に居ないだろうから、 シニア族を引き寄せるシニア料金を特別に設定することもないだろう。」と考えてのことかと ヒガンでしまいました。
 この日は、試験走行を行っており、15分に1回程度の頻度で リニア実験車両が見学センターの見学ラウンジの前を超スピードで走り抜けます。 やはり開通までには元気でいられないかもしれないと思い、孫と3人でリニア新幹線に乗りました(下の写真)。


施設見学記念撮影場所にて、孫と一緒にリニア新幹線に乗車しました

 館内はリニアモーターの仕組み、超伝導の実験見学等、 子供達が喜ぶ展示や仕掛けが多く有りました。 特に見学ラウンジでは超スピードで走る様子が間近に見られスリル満点でした。 この時の走行音が大変なものでして、環境を専門とする私としては、 この問題解決が大きな課題になるのではと思いました(エヘン)。


山梨リニア実験線を走るLO系実験車両

 でも、子供達は一瞬に走り去るリニアモーターカーを見て驚いて大騒ぎでした。 見学するには、大変見応えのある良い施設でした。
 その後、都留市、富士吉田市内を通り抜け富士五湖の周りをドライブし、 朝霧高原を通って本日の宿、国民宿舎へ到着です。


夕日に映える「赤富士」(宿舎の窓から)

 温泉は富士山の湧き水で湧かした湯でした。透明で柔らかい泉質です。 食事は夕食、朝食共にバイキング料理で、孫たちは例の如く好きな物ばかり皿にのせて食べています。
 翌朝、宿舎の窓から見る富士山もまた綺麗でした。刻々と明るくなります。
  春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは

 少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる(枕草子)
という境地でしょうか、満足、満足(下の写真)。


夕朝日に輝く富士山(宿舎の窓から)

 バイキングの朝食を済ませ、静岡天満宮へ急ぎます。宮司の望月君は、 受験シーズンの今が最も稼ぎ時というのか、本殿から出てきません。 奥の方で祝詞(のりと)を上げるうなる声、霊験アラタカな雰囲気がいっぱいでした。 「さすが望月君。生物化学研究室に在籍しただけある」と感心しました。関係ないか、全く・・・。
 忙しいので長くお邪魔をせず、望月宮司とは本殿の脇で立ち話を少しして別れました。


静岡天満宮の前にて孫たちと記念写真

 その後、久能山の下でイチゴ狩りを楽しみ、日本平からロープウェイで久能山東照宮へお参りし、 隈研吾が設計した「日本平夢テラス」に登り、富士山に最後の別れをして無事に西尾へ帰りました。


日本平夢テラス(日本平ロープウェイ乗り場の近くにあります)


 というのはウソでして、帰りの東名高速道路で走行中、スピード違反でパトカーに捕まりました。 77才の後期高齢者が高速道路で速度違反。捕まえた方もびっくりと思います。 私は捕まってから文句をたらたら、たらたら、「ひとさし指で押印を」と言うので、「印鑑を持っている」 と憮然と言ったり、「寒いからパトカーの中に入ってください」と言うので、「寒くない」と言ったり、 「速度違反間違いないですね」とパトカーの中の速度測定表示を示すので、 「計量法による検定を受けている計測器かね?」と言ったり、「ゴールド免許所有者を捕まえるなんて、 大いに不満だ」と言って警察官を困らせ、違反金からおつりが来るのではないかと言うほどの嫌みを言って、 最後は、気持ちがスッキリしました。 77才、喜寿でスピード違反。やっぱり元気なアンポンタン老人かな?
 皆さまも、スピード違反にはくれぐれもお気をつけください。 万一、捕まったら嫌みを思う存分言い、気持ちをスッキリさせてください。
 それでは、みなさん、ごきげんよう。さようなら。また、書きます。