かんざくら                                 



 かんざくら 



工場見学はみだし記             大宮 勇
早朝の京都駅は、まだ冷え冷えとしていたが通勤客で活気づいて
いた。磐田から徹夜がかりで各駅停車でやってきたドケチの原島、
友達の下宿で徹マンして眠そうな不二夫、新幹線でかけつけた連中
が、三々五々集まり、全員がそろったのは定刻少し前であった。総勢
十六名の農大の衆と引率者は担任の近藤先生と水野先生である。い
つもと違うことは皆が美しいコスチュームであることだが、内には
相変わらずスリッパ履きのガマスの如きすねものもいた。チビクロ君
ら化学科の三人の華は単位に余裕があるのか、我々に不服があるの
か、不参加の理由は・・・                   









1968年度農芸化学科10大ハプニンング   
5月 田中君土壌にトレードされる                 
昭和43年度の食品および栄養化学研究室は村松先生の渡米、竹内先生 
の御苦労などいろいろな面で研究生を一たん4名取ると言ったものの、 
3名にくつがえした。無口で内向性な田中君は・・・         
7月 オバチャン東京に就職決定                  
静大工学部生とのラブロマンスが噂されてから久しく、その後の挙動が注
目されていたオバチャンは、卒業後は一挙に永久就職かという巷の噂をし
りめに、東京のフィアンセと一緒に・・・