アンポンタン老人 2025年の終わりに

              坂部孝夫(2026.1.22)


新年あけましておめでとうございます。昨年は、平凡な日々を過ごすこと出来ました。
そんな日々の生活状況を、ほぼ寝正月と言う状況の中で筆を執りましたのでご報告します。いつもの様に笑わないでください。

1 干柿つくりの巻

私はこのところ、仕事がありません。例のお茶・お花の先生の「遺言書」の作成はあまり儲かりませんでしたが、一応、無事に終わりました。そして、孫にも見捨てられたように、最近会っていません。この様な状況の中で、することがなくて間が持たない、いわゆる「手持ち無沙汰」に陥りました。
ところが、11月の日曜日、何気なく愛知県西尾市の東、額田郡幸田町にある道の駅「筆柿の里・幸田(ふでがきのさと・こうた)」へ寄り、みそ汁の具を買おうと思いました。そうしたら、農産物売り場に山ほどの筆柿がビニル袋に入って並べられていました。
お店に居たおばさん、正確に言うとかなり強気なヤリテおばさんが、「ねぇ、ねぇ、お兄さん、買ってよ。安いから。」と声をかけるのです。「渋柿だからなぁ~。」と言うと、「干柿にしたらどう?」と言って、干柿の作り方を書いたA4サイズのペーパーを私にさし出すのです。それを読み終えると、いきなり「これが大きくていいよ。」と言って強引に、大きな柿が入っているビニル袋の2つを指さすのです。「1袋あたり、おおよそ25個入っていますよ。」と畳みかけるように言い、そして、その袋を2つ持ち上げるのです。 ここまで来たら買わないわけにもいかず、つまり、『我にスキあり』と言うのでしょうか、『強引さに負けた』と言うのでしょうか、ついに買ってしまいました。2袋で1,000円でした。
家に帰って、干柿を作りました。吊るした状態のものが、この写真です。


湯で殺菌後、割り箸を使い、吊るしてすぐの状態

誰も手伝ってくれないので、作業は本当に大変でした。とりあえず順調に干柿になりました。思ったよりうまくいきました。満足。満足。
これに気を良くしたのか、翌週の日曜日に、また道の駅に行って、さらに1袋、衝動買いと言うのでしょうか、買いました。


南側にある家の洗濯竿に吊るした干柿たち
75個(1週間後)

結局、完成した干柿の串は、
(購入した柿の数)÷(1串当たりの柿の数)=串の数
つまり、75÷3=25です。完成した串は25本です。
ちょっと、多く作りすぎたかなと思いましたが、お隣のおばさん(85才)に串3本、毎朝散歩で私の事務所の前を通りながら必ず挨拶をし、家庭菜園を褒めていただくおばさん(83才)に3本、息子に5本を差し上げました。独身のおばさんたちからは、お返しとしてせんべいを一袋や、ホタテの缶詰2個をいただきました(ただし、息子からは何もなし)。という訳でして、物々交換でよい思いをしました。
皆様も干柿の衝動買いには、くれぐれもお気を付けください。

2 豊川稲荷への参拝の巻

豊川稲荷は日本三大稲荷と言われています。日本三大稲荷には諸説ありますが、伏見稲荷大社(京都府)、笠間稲荷神社(茨城県)、豊川稲荷(愛知県)の3社が有力候補とされています。これらの神社は商売繁盛や芸能上達の神様として知られる稲荷神を祀っています。豊川稲荷は「豐川閣妙嚴寺」が正式名でして、神社でなく、お寺さんです。したがって、お参りする時は柏手を打ってはいけません。
12月の最後の土曜日、息子一家でお参りに行きました。その目的は、単に私以外の者は参拝したことがない、と言うものでして、動機は簡単です。
朝9時に出発です。まず、愛知県田原市にある渡辺崋山資料館などへ行きました。崋山は江戸末期の蘭学者でして、田原藩の家老でした。蛮社の獄で蟄居され、田原へ帰って来た後、自ら命を落とした人物です。谷文晁(たにぶんちょう)に師事した画家でして、崋山が描いた絵のうち、1枚が国宝になっています。資料館を見学した後、豊川稲荷へ行ったのです。


写真:豊川稲荷本殿(人が多すぎたのでホームページより転写)

豊川稲荷は、5年前に行ったきりでした。その後、きれいに整備されておりました。境内中に散らばっていたキツネの石像はまとめて設置され、「狐塚」となっていました。本殿の裏にあり、50メートルほど歩くとありました。全部のキツネに赤い前掛けがセットされており、可愛い顔、キツイ顔、老顔など様々です。200匹を超すキツネがいました。私はキツネに囲まれた孫の写真を記念に撮りました(下の写真)。


キツネの群れの中にキツネ以外の動物が2匹います。どこでしょう?

お参りのあとは、キツネが大好きな『稲荷寿司』を買い、帰りの車の中で食べました。
お稲荷さんは商売繁盛の仏様です。令和8年は、そんなに儲けなくてもよいので、赤字にならないようにお願いしました。ちなみに、孫はおみくじを引き、番号が1番の「大吉」でした。気を良くしています。
皆様もぜひ、豊川稲荷の参拝をお勧めします。


稲荷ずし(写真を撮る前に食べてしまったので、Yahooより)

それでは皆さん、もう少しで80才になります。老いて益々元気にお過ごしください。
これから寒い日々が続きます。ご自愛ください。
ごきげんよう。さようなら。
     遠く愛知の地から 坂部孝夫より。